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築160年の古民家で営む1日2組の宿

TABI 外観 松川村

他火(たび)は、北アルプス山麓の松川村に佇む、築160年の古民家宿です。

元米蔵だった土蔵を改修した 「ine」 と、養蚕室だった母屋の一部を改修した 「kinu」。
それぞれが独立した一棟貸しの宿として、1日2組だけをお迎えしています。

160年前の趣をそのまま残しながら、北欧のヴィンテージ家具や、日本の美しい日用品を取り入れ、現代の暮らしに寄り添う空間へと丁寧に整えました。

宿は山を背にした里山にあり、周囲には穏やかな田園風景が広がります。

屋根付きのオープンキッチンで食事を囲み、庭の石かまどでは火を囲んで語らう。
田園を散歩し、夜には満天の星空を見上げる。

何もしない時間さえ、少し特別に感じられる。

忙しい日常を少し離れ、心がゆっくりほどけていく。
そんな時間を、この場所で過ごしていただけたら嬉しく思います。

現代の住宅寿命は約30年とも言われています。

一方で、木・石・土といった自然素材と、職人たちの知恵や技によって受け継がれてきた古民家は、数百年という時を生き続けます。

かつて大家族が暮らした農家住宅だった「他火」も、現代の職人たちの手で丁寧に修繕され、受け継がれてきた記憶を大切にしながら、次の100年へ歩み始めています。

160年前の時間と、いまの暮らしが静かに交わるこの場所で、ゆっくりとした時間をお過ごしください。

火を囲み、語らい、つながる

「旅」の語源は、「他火(たび)」にあるともいわれています。

昔の旅人は、旅先で囲炉裏や竈の火を借りながら道を進み、人との出会いや温もりに支えられて旅を続けていました。

宿の名である「他火(たび)」には、そんな旅の原風景への想いを込めています。

火を囲めば、不思議と会話が生まれます。

時間を忘れて語り合い、笑い合い、同じ景色を眺める。

その何気ないひとときが、人と人をやさしく結び、この旅の記憶になれば嬉しく思います。

「他火(たび)」では、職人の手によって、三つの火のある場所を受け継ぎました。

ひとつは、室内の囲炉裏。
ひとつは、共有のオープンキッチンにある竈。
そしてもうひとつは、庭に据えた石かまどです。

便利さが優先され、自動チェックインが当たり前になった今だからこそ、「他火」では囲炉裏を囲みながら、皆さまをお迎えしています。

かつて囲炉裏や竈は、人が自然と集い、食事を囲み、語らう暮らしの中心でした。

火を眺めながらゆっくりと流れる時間を過ごすこと。
そのひとときが、昔の旅人が感じた「他火(たび)」の温もりを、現代の旅にもそっと届けてくれると願っています。

北アルプス山麓の小さな美しい村、松川村

北アルプスの雄大な山々と、どこまでも続く田園風景。

松川村には、安曇野の原風景ともいえる穏やかな景色が、今も変わらず残っています。

他火(たび)は、そんな松川村の里山に佇む古民家宿です。

安曇野ICから車で約20分。
松本や白馬へは約40分、上高地や善光寺へも約1時間20分と、長野県内の主要な観光地へのアクセスにも恵まれています。

春から秋は、北アルプス登山やカヌー、サイクリング。
冬は、世界有数のパウダースノーを楽しめるスキーやスノーボード。

旅に出かける日も、宿でゆっくり過ごす日も。

「他火(たび)」を拠点に、四季折々の長野の魅力をお楽しみください。